2015年の秋，和歌山県有田市出身の同僚から，「みかんの花が咲く5月の初旬から中旬の頃，有田の町はみかんの香りに包まれる」というお話をいただきました．そんな話が記憶のどこかに残っていたのか，何気ないネット検索で，「有田では毎年5月に≪みかんの花街道ウォーク≫というウォークイベントをやっている」ことを知りました．

　それ以来，毎年，参加しています（2018年は雨天のため中止，2020年は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため中止）．

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　2019年のスタート・ゴールは有田市立初島小学校でした．有田市長の挨拶，簡単な説明と準備体操の後，三々五々，出発します．

　みかんの木の先にすき間なく花が付いています．摘花がたいへんだろうと思いましたが，案内をしていただいた農家さんのお話では，手を加えなくても，みかんの花が（話し合って）一定のレベルまで自動的に（？）落ちてくれるとのことでした．うまい具合になっているものだと感心しました．

　参加費は300円でした．でも，ウォークキングの途中で有田みかんを使った美味しいジュースが配られます．また，ゴール確認のサービスを受けた後，みかん餅2個と有田市が販売している水道水「みかんの里のおくりもの 有田日和」のペットボトルも渡されます．2016年，2017年の集合場所であったJR紀伊宮原駅近くのふるさとの川総合公園のそばには立ち寄り湯「有田川温泉 光の湯」もあり，2017年にはウォークイベント終了後に楽しんできました．

　時間・ガソリン代・高速代はかかりますが楽しい一日が過ごせました．

　全員がゴールした後には農産物の販売が行われ，さらに，地元の農産物などの特産品が当たる抽選会が開かれます．ちなみに，2019年は120名足らずの参加者に対して商品は50以上という素晴らしい確率でした．私たちも大当たりでした．300ccの橙ぽん酢と，さらには，一説には，有田みかんのジュースとしては最高級といわれる熟選工房1箱（330cc入りが12個）が当たりました．

　以下は，みかんの花街道ウォークで出会った，みかん以外の花々です．