Latest update: April 23, 2024
山菜料理教室:2024年4月17日,参加者 13 名
 今年初めて参加する例会に前日からわくわくしていた.AM8時,京都駅八条口を出発したサブリーダーと同行した合計6名のメンバーが鳴滝の路上で私をピックアップしてくれた.
 AM9時30分美山ふれあい広場に到着,すでにリーダー他2名が到着していた.
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 全員でふれあい広場の駐車場の突き当りから由良川に沿って農道を歩き出した.道には色々の雑草が生えている,その中から,これは甘草(カンゾウ)で根っこの近く白い部分を食べる,スイバ,ハーブ等とリーダーが次々と手に取って説明してくれた.皆は一つ一つの匂いを嗅ぎ,少し嚙んでみる.すると,思いもしなかった雑草がハーブだと知る.
 突き当りの鉄柵の門を入ると広い河川敷になっていて,丈の短い笹原が広がっている.ここでリーダーから「こごめ」についてのレクチャーを受けた.笹原を搔き分けて中に進み,黄緑色のきれいな羊歯の若芽を摘んだ,蕨など,野草と思われる物は何でも摘む.集合の合図でこごめ摘みを終了した.皆ナイロン袋に一杯採っていた.

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 次は,リーダーのお宅の駐車場に車を入れ新しい袋を手にリーダーの敷地の小高い山の斜面に沿って山菜を探す.苔むした斜面の下には細い小川が流れ,その縁にはショウジョウバカマ,イカリソウなどが揺れていた.足元は一面小さな蕗の葉が広がっている.斜面の上は雑木林で楤(たら)の木もあり天辺に芽が幾つもなっている.サブリーダーたちが木の棘に刺されながら次々と下にいる私たちに落としてくれた.
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 その後,農道の畦に沿って甘草,ツリガネニンジン等目につく野草(山菜)をゲットして,リーダーのお宅に戻り,今まで収穫して来た物を全部出し,昼食用と13名の参加者へのお土産用に振り分けた.
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 合流が遅れた夫妻を加えて,甘草,こごめ,タラの芽,ツリガネニンジン等の調理が始まった.私を除いた女性陣の手により天ぷらに揚げられ,熱々を戴いた.その他,こごめはスープやお浸しに,土筆は甘辛煮に,採って来た山菜が色々に料理され,どれもが美味しかった.春の山菜は総てが苦みを持っていたが,この苦みが体内を目覚めさせるのではないかと思った.PM2時,楽しく過ごした「山菜料理教室」が解散となった.
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 久しぶりに皆さんに会い楽しい一日を終えました.何もしない私でしたが,皆さんありがとうございました.