Latest update: October 21, 2024
釈迦岳 1,060.6m:2024年10月1日
参加者9名
 秋晴れというよりは,残暑のような天気にめぐまれました.
 9時15分イン谷口の駐車場に集合.出入口では,滋賀県警と山岳連盟の方々が山岳事故防止の啓発活動をされていました.ホイッスルとレスキューシートそして登山届用紙のセットを頂きました.登山届を提出するようにと言われました.今回のJAP例会ではもちろん提出しています.しかし,年齢や電話番号の全てを記入することはできなかったので不完全です.
花
 集合後,はじめて参加された会員さんもおられるので自己紹介をして,釈迦岳の山頂に向けて出発しました.
 今回は「大津ワンゲル道」を登るコースです.これは昭和40年に大津ワンダーフォーゲルが開発した登山道です.なかなかの急登で最後に岩にかじりつくという魅力あるコースです.
 駐車場の横の小川を越えて出発! 今日一日の山行きへの期待が高まります.
 しばらく登ると稜線のやや東よりを通っているので琵琶湖がよく見えて素晴らしい展望です.登り道はだんだんと急になってきました.近江舞子への分岐点を通過後は,ヤセ尾根になってきて目の前にはヤケオ山の稜線が見渡せました.美しい山並みです.木の根や枝を掴みながら岩場を登ったりしていきます.

report report
 西の方には「ぽこっと」おわんをひっくりかえしたような堂満岳.そして,その背後にドーム状の蓬莱山が見えました.とても美しい景色です.
 山頂近くに最後のお楽しみ,両手両足を使いながらひや汗とともに登る岩場があります.ここで体力と気力を使い切ってしまいそうです.登りきると後は山頂に向かってなだらかな道を歩いていきました.もうすぐ山頂ですが,岩場で体力と気力を使い果たしよぼよぼです.
report report
 山頂には昼12時半過ぎに到着しました.岩場もあったので到着時間はメンバー間で少しばらつきました.皆さん,無事に山頂に着きました.
 琵琶湖やヤケオ山を見ながら昼食タイムです.
report report
 ゆっくり昼食をとった後は,登ってきた道を引き返し,大津ワンゲル道との分かれ道を右(西)に進み下山しました.シャクナゲの群生地があり,開花の時期にまた訪れたい登山道でした.
report report
 リフト,ケーブル跡を感慨深く訪れながら下山しました.「昔はリフトケーブルを使って,八雲ヶ原へ行ったなぁ」とみなさんの思い出がつきないようです.約2時間でイン谷口の駐車場に無事到着しました.
 登りの道と下りの道,楽しさや苦しさの違いがあって,とてもいいコースだと思いました.
report report