Latest update: December 9, 2024
山門水源の森の紅葉:2024年11月30日,参加者4名
花
 7時20分頃,京都駅八条口を3名で出発,途中,JR唐崎駅で1名をピックアップして,北へ向かいました.上々の天気ですが,日本海側に近づくにつれて時雨れがちとの天気予報,心配しながら進みました.
 尾根道か沢道で湿原に上がると,山門水源の森の登山道は概ね漢字の【日】の字の形です.真ん中の横線上にある,「四季の森」を今日の到達点にと計画していましたが,元気な参加者が,最上部を含めて全部登ろうと,他の2名を説得しています.道の駅 マキノ追坂峠で小休憩,まずまずの天気の状態で「森の学舎」近くの駐車場に到着です(9:30頃).
 保全のための協力金として300円/人をお渡しし,ちょっと洒落たリーフレットをいただき,山の紅葉の状態を教えて貰って,9:45頃に行動を開始しました.今日も沢道の利用です.登山道に入ると渓流が流れ,爽やかな気持ちになります.キタヤマオウレンの保護地がありました.つやつやした緑の葉っぱがきれいです.
 10:10頃,湿原の下に到着.【日】の字の形ですから,すべての登山道を1回ずつ通る方法はありません.景色のよい左側の縦線の下半分(湿原コース)を登りでも下りでも歩き,右側の縦線の下半分をパスすることにしました.

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 湿原コースに入れば,すぐに,中央湿原の草紅葉と向かいの山の紅葉が拡がります.登山道の山側にはコアジサイの群生地が次々と現れます.展望台に上りましたが,高く,大きく成長した木々が景観を遮っていました.自然の成せることですから,致し方ありません.
 少し進んだ南部湿原展望台からは大展望を楽しめます.記念写真も撮りました.
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 ヒノキの森の手前の南分岐から四季の森コースに入り,約40m標高を下げると,ボランティアのみなさんが勧められる紅葉絶賛地域です(11:10).時雨れてきましたが,見応えがあります.
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 北分岐まで登り返し,ブナの森コースで本日の標高最高点である守護岩に向かいました.ステップに番号がふってあり,その数字が次第に小さくなることに気付きました.今は160,これが1になればきっと最高点,と思うと少し元気が回復します.雨もあがり,時々,日も差すようになりました.人食いサメのように見える「ジョーズ岩」に同行者が頭を入れてくれました.大窓展望所からはびわ湖がくっきりと見えます.
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 ちょうど12時頃に守護岩の案内板に到着.切り株や切り揃えた木が,椅子やベンチのように置いてあります.お気に入りを選んでゆっくりとランチタイムです.
 12:30行動再開.守護岩の脇を通り,ブナの森,小窓展望所,ヒノキの森を経て,南分岐に戻りました.登りでも使った湿原コースをいったん下り,湿原展望所へ上がりました.ここからは北部湿原の展望を楽しめます(13:20頃).

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 ちょっと元気を失い,うなだれているシダの脇を通り,あちこちに姿を見せているリンドウを発見する競争をしながら(女性参加者の圧勝),尾根道で下山しました(13:50).また来年,今度は湿原にミツガシワが咲くという4月の下旬に訪れたいと思います.
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 帰りにも,道の駅 マキノ追坂峠に立寄り,各々がお気に入りを買い求めました.JR唐崎駅では,神戸から参加者も下車され,JRで帰られました.