Latest update: March 11, 2025
青山高原ハイキング:2025年3月8日,参加者12名
 京阪電車・中書島駅に集まった5名は7時50分の少し前に出発,京奈和自動車道・国道163号線を走り,9時前に「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」に到着しました.宇治からのご夫妻と京都駅からの5名は既に到着し,さくら餅を買い求め頬張る方も.
 むらちゃ パウンド,むらちゃ プリン,むらちゃ お茶,新鮮な野菜などを求めるみなさんが多数,「菜の花がたくさん入って150円」と嬉しそう.「むらちゃ」の意味,説明したら野暮ですね.
 急がせてしまったようですが,9時15分頃,Googleくんの道案内で出発しました.途中から狭い道に案内されました.伊賀コリドールロードを巧みに利用,伊賀市の中心部を避けて,信号が極めて少ない経路を教えてくれたようです.
 「コリドール」の直訳は「回廊」.伊賀コリドールロードは,伊賀地域を環状に結ぶ広域農道の通称とのこと,「忍者回廊」と呼ぶ人も.自転車好きには知られた存在のようで,全長91km,獲得標高1,600m以上の中・上級者向けのヒルクライムコース,通称は「琵琶いち」ならぬ「伊賀いち」とのことです.全長にちなんで「くのいち」と呼ぶ人も.
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花
 10時過ぎに青山高原第1駐車場に到着,広いスペースに私たち以外の自動車はありません.コースの最高点で三角点のある髻山ではなく,円山草原に向かって歩きます.名物の風車,動いているものもありました.ところどころで展望が拡がる,気持ちの良い道ですが結構のアップダウンがあります.10時50分頃,芝生で覆われた円山草原に到着,「手前が伊勢湾」,「こっちが知多半島」,「向こうが渥美半島」と声があがります.

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 第1駐車場にはトイレが無かったので,YAMAPでトイレが示されている第3駐車場を目指しました.ところが,残念,入口が堅く閉ざされていました.雪深い厳冬でも冬期用トイレがいくつか用意されている上高地の超一流を改めて認識しました.
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 今日は山登りではなく山下り,滝見展望台へと下ります.山道がすっかり白くなりました.真っ白い道に私たちの踏み跡が残ります.「あせびの丘」の芝生にも雪が残っていました.ここのあせびは巨木だらけです.
 倒木の多い道を下り,12時45分頃,滝見展望台に到着,東屋のベンチや展望台のへりに座り,昼食を楽しみました.ここからは,霧生滝,飛竜滝,大日滝の三段の滝が懸かる布引滝を望めます.
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 食事後,100m弱下って,滝壺に降りました.「三瀑宣傳者大倉翁碑」と書かれた石柱がありました.
 ところが,ここで,アクシデントが発生.1名が岩に滑って腰まで浸かってしまいました.すぐさま,救出.安全なところまで移動,ベテランが中心になり女性たちが適切に対応してくれました.素晴らしい,感謝です.リュックサックから流されたポットも,よどみに漂っているのを見つけた女性が安全に配慮しながら回収.これまた,素晴らしい,感謝です.
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 ここからは渓流の脇を登りました.ところどころに小さな滝もあります.水に浸かったリュックサックを背負うのに役だったゴミの回収袋について,京都市の袋がいいとか,なんとか,おしゃべりが続く登り道,最後の急登をつめ15時30分頃,レストランのある山頂域に着きました.三角点での集合写真で活動終了としました.
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 信楽経由で帰る宇治からのご夫妻とはここでサヨナラ.残り10名は「道の駅 みなみやましろ村」で再びの買い物でした.いつも以上におしゃべりの絶えない例会だったように思います.