知見登山口から八ヶ峰 800m:2025年5月10日,参加者5名 |
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当初の計画は「竜ヶ岳 1,099m:シロヤシオ」であった.しかし,シロヤシオはまだ開花していないようであり,また,いなべ市付近の天気予報が思わしくない.行先の変更も考えつつ天気予報の推移を見守った.
前々日に,「知見登山口から八ヶ峰 800m」に計画を変更し,出発時刻を2時間弱遅らせて実施することになった.その根拠(?)は
・前日からの雨は朝には止むだろう.午後からは晴れるだろう
・「竜ヶ岳」に比べて「八ヶ峰」の雨は弱く,総雨量も5分の1以下だろう.雨があがるのも3時間くらい早そうだ
・ぬかるんだ竜ヶ岳の山道はキツいが,八ヶ峰にはぬかるむような急坂は少ない
・竜ヶ岳のシロヤシオは期待できない.他の花にはついては八ヶ峰の方が豊かであろう
であった.
9時15分,京都駅八条口を出発.10時半過ぎに「道の駅 美山ふれあい広場」で穴太さん(仮名)と合流した.さっそく,山菜などを購入し,5人一緒に登山口へ.準備をしていると下山するペアに出会った.スキー場跡から上にはイワカガミがたくさん咲いているとのこと.
11時15分頃,行動を開始,さっそく,イワカガミがチラホラ.コアジサイの若い葉っぱが素敵だ.ギンリョウソウもあった.
スキー場跡からは新緑の光が美しく降り注ぎ,とりどりの色調のイワカガミがそこかしこに咲いていた.今回の山歩きは「新緑とイワカガミ」である.
12時40分,知井坂を通過,薄緑の世界が一段とパワーアップした.
一株のトキワイカリソウやユニークなイワカガミを見つけて貰った.先端に加えて中程にも花束が付いている.
コバノミツバツツジ(?)とサラサドウダン.
真っ白なイワカガミに小さなスミレ.
小さな黄色い花は何だろう?
13時の少し前に山頂に到着した.期待した青空ではないが,北東方向の山並みを眺めて昼食をいただいた.
山頂で植え込みのようなサルトリイバラを教えて貰い,13時35分頃に下山を開始した.
関電の鉄塔付近からは小浜湾が墨絵のように望めた.
知井坂から下ると雨量計がある.「どうやって計るのか?」,「チェーンは何のためにある?」,アレコレ,アレコレ.
牧野さん(仮名)が気になったブナがスキー場跡にある.『根元から,木肌がブナのような小木が出ている.しかし,(写真では分かりにくいが)葉っぱがブナでないことは明か,モミジ系の葉っぱだ.幹が途中でひどく曲っているのは何故か?』 アレコレ,アレコレ.
少し下がった(動物の?)水飲み場で,登りでは気づかなかった1株のクリンソウを見つけて貰った.よく観察すると,クリンソウの葉がたくさんあった.
この葉っぱの木は何だろう? 15時過ぎに下山,爽やかな山歩きだった.「季節を変えてまた来たい」に同感する人が2名以上.
美山町自然文化村河鹿荘で汗を流した(600円).初めて訪れたが,いいところだ.いい湯だった.美山の魅力がまた1つ増えたような気がする.ようやく,青空が拡がってきた.
「美山おもしろ農民倶楽部」のちょっとジェラートぽいソフトクリーム(400円)でまったり.再び,道の駅の「ふらっと美山」で山菜や野菜のショッピングを楽しみ,穴太さんにサヨナラをして帰路に就いた. 追記:来年は「竜ヶ岳 1,099m:シロヤシオ(5/16,土)」を提案したい.
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