Latest update: August 15, 2019
ドクトル浅野目のネイチャートーク:VOICE 2010 Vol. 106 「ホメオパシー」 |
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8月25日の朝日新聞の一面トッブに「ホメオバシー効果否定」という見出しで日本学術会議の会長が談話を発表している。
又2面には「医療拒絶防止への警鐘」とも書かれている。
ホメオバシーに関しては JAP VOICE 40号で少し書いているが、古くから行われている自然療法の一つで「毒を以って毒を制する」すなわら、同種療法の事である。今行われている予防接種等もホメオパシーの原理である。又アレルギー患者にパッチテストを行うのもホメオバシーである。
しかし、この療法を行うに際して最も重要なのが「ポテンシー」すなわらどれほどに毒を希釈するかが医者の研究課題でもある。アレルギー患者の場合、ポテンシーを確かめる為にパッチテストを行う。一つ目は1000分の1、次は500分の1又は100分の1といった貝合にアレルゲンなる物質を身体に張りつけて様子を見る。仮にその患者が500分の1のパッチテストに著しく改善が認められたとしたら、そのポテンシーの毒索を体内に入れて自己治癒力を待つものである。
今問題とされるのは日本ホメオバシー医学協会が使用している「しメデイ」という飲み薬である。レメディは数千穫ほとあり療法家が患者の症状に合わせてどれを使うか選ぷことになっているが、画ー的なポテンシーで(毒索を100分の1のみ)使用していること自体が無理なことだと私は思う。
協会側が講習会や研究会を行っているにもかかわらす医療事故が起きているのである。日本ホメオパシー振興会代表は「医学協会の活勁や言動がいたすらに現代医学に否定的な活動を誘発している。当会は細心の注意を呼びかけている」と説明。
いすれにしても日本学術会諜が最も懸念するのは自然療法やホメオパシー療法の宗教的洗脳によって現代医学を拒絶する患者が増加する事にある。
☆朝日新関のコピーの必要な方には送ります。
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ドクトル浅野目のネイチャートーク:VOICE 2010 Vol. 105 「JAPのあしあと」 |
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ドクトル浅野目のネイチャートーク:VOICE 2010 Vol. 104 「色と生活」 |
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